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夏の終わりに・・・・。
2006年 09月 03日
最近はもっぱら『旅ブログ』となってしまっているので、この場でこんなことを書くのもどうかと思ったのですが、やはりどうしても書き留めておきたくて・・・ここに記させて頂きます。 数日前のこと。 私達の結婚式に参列してもらって以来会っていなかった友人Rから、数年ぶりに携帯に着信が入っていました。 着信が入っていたのは朝方の6時ぐらい。 その着信に気づいたのはお昼過ぎ。 「うっわ、久しぶりだわ~。でもこんな時間に何の用事だったんだろう??」と思いつつも、ちょうど買い物にいく時だったので、時間もないし戻ってきてからゆっくり連絡しよう!と思いつつ、結局夜になるまで折り返しの電話を忘れていました。 その日の夜。 今度は別の友人Aから、またまた半年振りぐらいに電話が。 私:『うっわ!Aちゃん久しぶりだね~。元気だった?! そういえばさ、今日の朝、Rから携帯に着信が入ってたのよ! 折り返し連絡するの忘れてたけど、 今日は久しぶりの友人達からの電話祭だわー(笑)』 A:『・・・うん・・・そうだね、久しぶり。』 と、私は久しぶりの電話に嬉しくなり一人はしゃいでいたのですが・・・ 友人Aはどうも落ち込んでいる様子。 なかなか喋り出そうとしません。 私:『Aちゃん?聞いてる?どうかした?? RにしてもAちゃんにしても、久しぶりに連絡してくるなんて何かあったの?? 誰か結婚でもするわけ?!』 A:『・・・・・そのRのことだけどさ、電話の内容聞いた?』 私:『いや、まだ折り返し連絡してないから何の用事だったのかは判らないけど・・ Rに何かあったの??』 A:『・・・・Rね、亡くなったんだって・・・・』 私:『は?!亡くなった??そんなわけないじゃん! だって、さっきも言ったけど今日の朝Rから着信入ってたんだよ?』 A:『たぶんそれ、Rのお姉ちゃんだよ。 Rの携帯にメモリーされてる友人に亡くなったこと連絡してるんだって。 "なるべく沢山の友人達に見守られて送り出してやりたいから、葬儀に参列して もらえませんか?"って・・・。』 Aとの電話を切ったあと、まだその事実を信じられない私は、Rの携帯に電話をしてみました。やはり、電話に出たのはRのお姉さんでした。 そして決定的な真実を突きつけられました。 Rは亡くなってしまったんだ・・・と。 以前から病気をしていた訳でもなく、事故でもなく、突然の死だったようです。 お姉さんから私に連絡の来る前の日。 Rは、突然胸の痛みを訴えて倒れ、そのまま意識を失って昏睡状態に入り、1度も意識を回復することなく息絶えてしまったとのことでした。 お医者様によると、突然激しい不整脈のようなものが襲ったのでしょう。とのことらしいのですが、Rは以前から不整脈持ちだった訳でもなく、本当に突然のことだったようです。 彼女はまだ29歳の若さでした。 そして、まだ3歳になったばかりの小さな娘さんがいます。 結婚当初、ご主人は仕事を独立したばかりだったので式も挙げずじまいでした。 そして今年、やっと仕事も軌道に乗ったので、11月に念願の結婚式を挙げる予定だったのです。その矢先のこの不幸な出来事・・・。 葬儀での彼女は、棺の中でウエディングドレスを着ていました。 できることなら、結婚式でこの姿を披露してほしかったな・・・。 生前からとても綺麗な子だったけれど、最後の顔もとても綺麗でした。 お祖母ちゃんの腕に抱かれ、葬儀の間中眠っていた愛娘のRちゃん。 泣き疲れてしまったのかな。 まだお母さんが自分の傍からいなくなってしまったことの意味さえも理解できない年頃なのに・・・。 そして、時々泣き崩れながらも気丈に振舞っていたご主人。 その姿は、見ていてとても痛々しいものでした。 夏の終わりに若くして逝ってしまったR。 ご遺族の希望通り、沢山の友人達に見送られ旅立っていきました。 これからは、天国から小さな愛娘Rちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
by paradise_sty
| 2006-09-03 00:00
| 日々のつぶやき
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